早稲田大学は慶應と並ぶ私大の雄でもあるため浪人生も多く入学してきます。そこで今回は仮面浪人を経て入学した筆者が辛かったことをまとめていきます!
同級生が現役で楽しい大学生活を味わっている
現役で進学した同級生は受験から解放されてキャンパスライフ、サークル、友達と遊んだり、恋愛に勤しみ人生の夏休みを思う存分味わっています。
しかしながら浪人生は、ひたすら勉強、勉強、勉強!の一年です。高校の同期が楽しい大学生活を楽しむ中、自分だけ予備校で参考書を開き孤独に勉強するという変わらない日常、ルーティンの日々を過ごすのは本当に辛いことでしょう。
実際に筆者も浪人を経験しており、その時は大学に在学しながら受験勉強に励んでいましたが自分だけ大学の図書館で受験勉強をする傍ら、楽しそうな大学生の集団を見るのはモチベーションが激減します。
同じ大学の友人やサークルの同期がSNSに飲み会や旅行の様子を投稿しているのを見る度に「なんでこんなことしてるんだろう……?」と虚無感に苛まれることが多々ありました。
両親への申し訳なさ
そして二つ目には両親への罪悪感が半端ないです。浪人生は来年のために勉強していますが、それでも高校生だった頃とは違いただのニートです。そんな中予備校の授業料や模試代などを親に負担してもらってるという事実も良心を痛めつけていきます。
実際に一年間の浪人生活でかかる費用は約100万と言われています。そこからさらに季節講習をとると、
河合塾 一講座18,400×3=55,600
https://www.kawai-juku.ac.jp/summer/stc/fee/
駿台 一講座 22,500×3=67,500
https://www.sundai.ac.jp/dp/2021/seminar/summer/syuto3s/html5.html#page=2
代ゼミ 一講座15,500×3=46,500
https://www.yozemi.ac.jp/course/koshukai/906.html
ほどかかってしまいます。普段の受講料に加えて春季、夏季、冬季、直前講習と年4回追加でこのような費用が発生し、更に模試代、予備校までの定期代、更に地方の受験生にとってはホテル代など両親への負担を考えるとさらに罪悪感が高まってきます。
こちらが駿台予備校に通い合格したリンクス員の記事です。
筆者は大学に通いながら受験勉強していましたが、やはり両親に大学の授業料を出してもらいながら授業を切り勉強をすることに申し訳なさを感じていました……。
プレッシャー
浪人生は現役生に比べてプレッシャーが現役時代よりも重く肩にのしかかります。先程説明したお金の問題もそうですが、浪人しても成績が上がる保証はないからです。そして第一志望合格を目指して一年過ごす浪人生にとって第一志望不合格は人生終わりを意味するからです。
春は浪人していることもあり良い志望校判定が出ます。しかしながら秋頃から徐々に現役生の成績が伸びだし模試の成績や志望校判定が伸び悩みます。
成績が勉強してもすぐには上がらなくなり才能の限界を感じ始め、最終的に「本番に失敗し努力が無駄になるのではないのか……?」と最悪の事態を思い浮かべ不安に苦しみます。
実際に私も仮面浪人に失敗した際のことを想像し、「失敗したら留年が確定する。」「落ちたらこの先どうしよう……?」と物凄いストレスでやけ食いし五キロほど太りました……。
失敗したら退学するかもしれないと思っていたので尋常じゃないプレッシャーが重く肩にのしかかっていました……
浪人の辛さを乗り越えるには
浪人の辛さを耐えるにはまず不安を感じなくなるくらい勉強することです。当然ですが、ぼーっとしていても不安が頭に次々と浮かんでくるだけです。不安が浮かばなくなるくらいとにかく勉強する、これが浪人の辛さを乗り越える唯一の方法です。
自分も仮面浪人が失敗した時の不安は頭をよぎった時はひたすら大学の図書館で参考書や過去問を解いて不安を忘れていました。
浪人生の皆様、今は辛いと思いますがここを乗り越えたら華のキャンパスライフが待っています。是非、早稲田で会えるのを楽しみにしています!