2019年3月宮崎県立高校卒業
2019年4月早稲田大学文学部入学
■プロフィール(浪人or現役/受験科目/得意科目/苦手科目/通っていた予備校や塾)
・現役
・受験科目:国語・英語・日本史・(英検準一級)・(生物基礎・化学基礎)
・得意科目:文系科目
・苦手科目:数学
・通っていた予備校や塾: 東進衛星予備校■早稲田を目指した理由
面白そうな授業がたくさんあり、サークルの数も多いので楽しそうだと思ったからです。また、マスコミ業界に興味があったからです。
■高校1年の時の自分
文系にすることは決めていましたが、早稲田ではなく国立を目指していました。というのも周りには国立志望しかおらず、親からも国立にして欲しいと言われていたので私立を目指す気はありませんでした。
学校の英単語テストと例文のテストが厳しく、家ではその勉強ばかりしていました。数学が苦手でしたが、この頃はまだ1年生だし受験までにはなんとかなるだろうと思っていました。
部活は英語ディベート部に所属していましたが、活動は年に一度の大会の前の1ヶ月だけだったので両立できていました。
東進では英語と数学の講座を取っていました。(今井先生の講座が面白く、わかりやすいのでおすすめです。)
■高校2年の時の自分
数学は苦手なままでした。秋ごろ、学校で必修だった数3の授業が始まってからは数学そのものへのモチベーションがなくなり、自分でも勉強しなかったのでどんどん成績が落ちました。
そんなときに大学を調べていたら、大阪大学の文学部が2次試験で数学が必須でないことを知り、第一志望にしようとしました。そのことを親に言うと、早慶なら私立でもいいと言われ、私立に行くという選択肢を考え始めました。そこで早稲田の文化構想学部の存在を知りました。
学部のサイトを見るとメディアや本の勉強ができるとあり、面白そうだと思って第一志望にしました。結局、学校に私立コースがなく、国立の勉強もしなければならなかったので第一志望を早稲田の文化構想学部、第二志望を阪大の文学部にしました。
■高校3年春・夏の時の自分
6月に英検準一級を受けましたが、ライティングが悪すぎて一次試験で落ちました。
土日は学校と東進で毎週のように朝から夜まで模試を受けていました。
■高校3年秋の時の自分
文化構想学部の過去問を解き始めましたが、どの科目も6割くらいしか合っていませんでした。出題形式が似ているということで文学部の過去問も解いたけれど、5割を切ることが多かったので文学部は受からないだろうと思っていました。
11月に英検準一級を受け、今度はライティングの対策をちゃんとしたので一次試験に合格することができました。続けて二次試験も学校の先生に放課後スピーキングの練習をしてもらい、なんとかギリギリ合格することができました。
■センター試験前
このときは無謀にもセンターで700点超えたら阪大を受けるつもりでした。直前の模試で国語が9割超えたので、放置して日本史など他の教科ばかり勉強していました。模試では8割前後を彷徨っていました。
理科基礎はセンター併用で使うため9割以上を目指し、教科書を丸暗記しつつ模試の復習をしていました。
■センター試験結果
707点/900点
- 日本史B 91点
- 世界史B 78点
- 国語 139点
- 英語 179点
- リスニング 48点
- 生物基礎 36点
- 化学基礎 47点
- 数1A 77点
- 数2B 57点
■一般までの様子
700点は超えたものの、この年は文系教科が簡単な年だったのでボーダーが高くなり、阪大は諦めました。結局、2次試験が英語と国語のお茶の水女子大学文教育学部言語文化学科を受けました。
早稲田の過去問を解くのはもちろん、英語は単語と熟語を復習し、日本史は用語集と一問一答で頻出語句をチェックしていました。国語はセンターがあまりにも酷すぎたので現代文の参考書を買って勉強しました。
■一般受験の時の自分
大学の近くのホテルに泊まりました。文化構想学部が初めての入試で、まず受験生の多さに面食らいました。そして、周りが休み時間に黙々と参考書をめくるのを見て、この中の約9割は落ちると思うと自分は受かる気がしませんでした。英語が難しくて全然できなかったので英検利用に賭けていました。
余談ですが、トイレの数が少なすぎてめちゃくちゃ混みました。
文学部のときは2回目の早稲田かつ文学部の過去問は全然解けていなかったので受からないだろうと思い、逆にリラックスして臨めました。初めて文学部の国語で長い記述が出ましたが、国立の勉強もしていたので普通に解答することができました。
お茶の水のときは手応えがあまりありませんでした。センターもボーダーラインを下回っており、落ちると思いました。
■受験結果
・早稲田大学文化構想学部(一般)不合格
・早稲田大学文化構想学部(英検利用)不合格
・早稲田大学文化構想学部(センター併用)不合格
英検利用は受かると思っていましたが、他の科目もそこまで良くなく、倍率も高かったので厳しかったです。
・早稲田大学文学部(一般)🌸
・早稲田大学文学部(英検利用)🌸
・早稲田大学文学部(センター併用)🌸
発表が国立の受験の次の日でした。文化構想学部のときに6回不合格の電話を聞いたのがトラウマだったのと、前日の夜に東京から飛行機で帰ってきたので疲れており、遅めに起きたこともあって発表時刻の1時間後くらいに電話をかけました。最初に一般の合格を聞いたときまさか受かると思っていなかったので嬉しくて叫びました。他は落ちてるだろうと思いましたが、合格でした。
特にセンター併用に受かったのはびっくりしましたが、後から倍率が低かったのがわかり、点数が取れる自信がなくても一応出願しておいてよかったと思いました。
・お茶の水女子大学文教育学部言語文化学科 不合格
■おすすめ勉強法
・英語
単語と文法は通学時間などの隙間時間にとにかく何度も触れて覚えるのがいいと思います。一二年で単語と文法を完璧にすれば、三年でスムーズに過去問演習に進めると思います。
英単語帳についての記事はこちら↓
・ 国語
現代文は自分に合う解き方を確立すると安定した点数を取れると思います。古文と漢文は学校で配布された単語帳や文法書をしっかり暗記するといいです。
・日本史
教科書の語句と内容を隅から隅まで頭に叩き込みました。分の志望学部の日本史の過去問を分析し、出題レベルや分野の傾向を掴んで+αの勉強をすると効率的だと思います。
■おすすめ参考書
・ 現代文読解力の開発講座
センター後から一般試験までの間に使いました。現代文の読み方と解き方を修正することができ、本当に役に立ちました。
・日本史用語集
用語の掲載されている教科書の数が載っているので、多いものはこれで確認しておくといいです。
・英検準一級ライティング問題
英検を受けようと思っている、ライティングが苦手な人におすすめです。例題や型がたくさん載っていて便利です。
■在籍学部のいいところ/悪いところ
・いいところ:必修の数が少ないので、履修が自由に組める。
・悪いところ:1年生の時は第二外国語が週4である。人気授業は選外になる。
■最後に
文学部に進みましたが、文化構想学部の授業も受けられ、文学部で勉強したいことも見つかったので後悔はないです。しかし、受験に関しては、国立の勉強を程々にしてもっと早稲田の他の学部を受けた方がよかったとは思います。
早稲田にはいろんな趣味、教養を持った面白い学生や先生が集まっています。ぜひ早稲田に来てください!