『WASEDA LINKS』特別号「飾る」の記事一覧
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廃墟を飾る喪失 写真家・Toshibo
「飾り付ける」という言葉のイメージ通り、モノが大量に増えた現代で私たちは無意識に「飾る」ことと「付け加える」ことが同じであると考えるようになった。しかしそれは飾ることの意味を固定し、装飾の可能性を狭める偏見になっていないだろうか。そこで今回は、モノが「減る」ことで飾られる”廃墟”を撮影しているアーティスト、toshiboさんにお話を伺った。このインタビューを通して「減る」という装飾の魅力を伝えられればと思う。 -
飾るを諦めさせない。訪問美容師・湯浅一也
訪問美容という職業を聞いたことがあるだろうか。現代の飾りには欠かせない美容師だが、これまでは美容室を訪れなければそのサービスを満足行くまで体験することは出来なかった。様々な事情で美容室を訪れるのが難しい人にも満足いく体験をしてほしい、そんな思いで訪問美容を専門とする企業を経営されている湯浅一也さんに現代の飾りとは何なのかを考えて頂いた。 -
メイクを通して飾る自分、見つける自分 メンズメイクメディア運営者・荒井美月
私たちは何のために自分自身を飾るのだろうか。人のため?自分のため?時にその手段の一つとして、私たちはメイクを選択する。いまや女性のものではなくなったメイクに、どんな可能性を見出すことができるのか。メンズメイクメディアMenkを運用する株式会社the senseの荒井美月さんにお話を伺った。 -
心を洗練する和菓子の「飾り」 和菓子司いづみや三代目当主・三堀純一
「菓子」の「道」と書いて『菓道』。日本に古くから存在する、茶道や華道、武道に加えて新たな『道』を創造し独自の流派である『菓道一菓流』を開いた、和菓子職人、三堀純一。彼の持つ和菓子作りにおける哲学、国内外を問わず人気を誇るパフォーマンスについてのお話を通して、食べ物を「飾る」こと、食べ物を「魅せる」ことについてお話を伺った。 -
線で象る感情 フォトイラスト作家・あさみ
インスタグラマーとして活動していらっしゃるあさみさんは、主に写真に絵を描き込むことで作品を作り上げている。 我々の創造性の発展へ繋げるため、写真を飾ることへの意識や姿勢についてのお話を伺った。 -
超芸術トマソン イラストレーター/ウェブデザイナー・山田全自動
「超芸術トマソン」という言葉を知っているだろうか。「超芸術トマソン」を一言で定義すると、「町の各種建造物に組み込まれたまま保存されている無用の長物的物件」である。「常識」とは違った角度から「飾る」にアプローチする「超芸術トマソン」に魅せられた人は少なくない。本インタビューでは、浮世絵イラストであるあるネタを制作する山田全自動さんに「超芸術トマソン」の魅力についてお話を伺った。 -
独立自尊 ラッパー・般若
生き様を刻みつけるような楽曲で日本のHIPHOPシーンを牽引し続けるプレイヤー、般若。派手なフレックスや粉飾されたリリックに寄りかからない真っ直ぐな彼のスタイルは、日常的に「飾る」ことに囚われている現代の我々にとって、一つの大きな指針になるのではないか。多様化するHIPHOPのステージに毅然として立つ彼に、「飾る」に対する独自の考えを語ってもらった。