信長の野望、その名を聞いたことがある人はどれだけいるのだろうか。
僕が信長の野望に興味を持ってからかれこれ8年ほど経つ。
そしてその間、定期的に布教・認知活動を続けてきたのだけれど、その活動(?)の結果は実らず、全く興味を持ってもらえなかった…
こんなにも面白いのに!こんなにもアツいのに!
僕の営業マンとしてのスキル不足と言われてしまえばそれまでなのだけど、8年布教して成果がほぼ0なのはちょっぴり寂しいし悲しい。
なので、ハマる理由を文字に起こして伝えてみることにしました。
ちょっと長くなっちゃったけど、是非読んで欲しいです。
ちなみに22年の春くらいには新作である『信長の野望・新生』が発売するので、ハマるなら今です。
信長の野望について
いきなり信長とか野望と言われて、
「織田信長の野望を叶えるのかよ!」
「戦国時代の歴史シミュレーションゲームの話?」
「大名の立場になって天下統一を目指すゲームのこと?」
と思ってしまった勘のいいガキの皆さん、大正解です。その通りです。
勘のいいガキの皆さんは、どうぞ『信長の野望・創造PK』を購入してプレイしてください。
残念ながら勘のよくないガキだった皆さん、ちゃんと説明しますので安心してくださいね。
(元ネタ知らなかった人はごめんなさい)
戦国時代の歴史シミュレーションゲームで、大名の立場になって天下統一を目指すゲームです。大名として、資金管理・兵糧管理・外交・内政・戦争といった必要なことのほぼ全てを自らの意思で決定し他国と覇権を競うのです。
どうです?面白そうでしょう?
ちなみにかなりのロングセラーシリーズで、なんと初代から数えて38年が経ってるんだよね。
ポケモンとコラボした『ポケモンプラス ノブナガの野望』だったり、
ソシャゲとして配信されていた『のぶニャガの野望』シリーズ(サービス終了済み)とか、割と手広くやってた過去もあって面白いね。
ハマる理由①思考するのがキモチええ…
信長の野望についてある程度知ってもらった上で、早速僕が考える「新3大信長の野望ハマる理由」(CV.塙宣之)を発表していく。
信長の野望をプレイしていて一番楽しいと感じるのは、実は考えている時間なのだ。
マップ、自勢力の状況、敵勢力との関係、敵勢力同士の関係なんかを考慮しながら戦略を考えている時間が最高にキモチいい。
「仮想敵はここで考えてこう。今のうちの兵糧・予想収穫だとまだ戦始められないな…。防衛戦は最低限でこなしつつ、援軍メインで乗り切るしか。ならこの勢力と友好にしなきゃな〜。外交に力入れるなら伝馬制取り入れて効率あげて、収穫増やすこと優先して内政開発だな。あそことあそこで戦起きたら援軍要請で巻き込まれるから、あっちとの戦は覚悟した上で外交戦略組み立てるべきかな。うちの拡大にはこいつら邪魔だからこういう戦誘発して削っていこうか。ここ攻められるとかなりきついな…要所作って防衛戦狙うか。…」
何言ってるか全然わからないと思うけど、色々考えてプレイしてるんだなってのが伝わって欲しい。
とにかく様々な要素を元に先の流れを予想し、戦略を立案し試行錯誤しながら実践する。これがもう堪らなく楽しい。
特に弱色勢力でプレイする時や、大国に挟まれている時なんかはもう最高にシビアな戦略を立てざるをえない。
そうして悩んでいる時がもうね、ハマるよね。
これがジャンキーってやつ。
こういうの好きな人絶対いるよね?どうやったらクリアできるかとかの攻略法考えるの楽しいなって経験みんなあるよね?
ならぜひプレイしてみて欲しい。ハマるから。
ハマる理由②仕様変更のドキドキ感
ロングセラーである信長の野望は、これまでで15作(正統信長の野望シリーズに限った場合)が発表されてきた。
これほど長く続いているゲームは有名どころだとドラクエ、FF、モンハンくらいだろう。だが、それらとは一線を画す点が、信長の野望には存在する。
それは、”新作が出るごとにシステムがガラッと変わる”ことである。
内政の仕組みや、戦の進め方、用意されたマップのビジュアル、大名以外の勢力の扱い(僧兵、朝廷、国衆など)、謀反や裏切りの有無、家臣としてプレイできるかetc…
こうした重要な要素の扱いが、作品ごとに変わりまくるのだ。
プレイしてみればわかるのだが、本当に全然違うゲームに感じる。
何を重視してプレイしていくのか、敵AIにはどういった傾向があるかなど、プレイスタイルごと変えなければいけない。
もちろんそれが改良と捉えられることもあれば、改悪とみなされることだってある。
しかしそうした好みはユーザーそれぞれであることも忘れてはいけない。
ユーザーによっては、「蒼天録こそ至高」、「大志はクソ」、「創造PKが歴代最高」など様々な意見があるのだ。
これだけいろいろな種類があり、自分好みのシリーズが見つかることは、大きな魅力の一つだ。
ハマる理由③武将のグラフィックがカッコイイ
この作品には、大名を始め、武将が多数登場する。
その武将たちのお顔がとてもとてもかっこいいのだ。
うら若きイケメン
まずはイケメンとして有名な武将から見ていこう。森蘭丸と井伊直政を紹介。
良いお顔してますね〜。若くて爽やか。凛々しい。精悍な若武者って感じが伝わる画だね。
森蘭丸(もり らんまる)は織田信長の小姓の中でも最も寵愛を受けたと言われる美少年。
本能寺の変でも最後まで信長を守ろうと戦った良い子。
信長と蘭丸のカップリングを楽しむならこれがオススメ。「敦盛2011 」- 痴話喧嘩ver.
井伊直政(いい なおまさ)は、「井伊の赤鬼」と恐れられた武将で徳川家康の重臣。
武勇に優れていただけでなく、政治手腕も長けていたという。赤備えと言われる真っ赤の甲冑で先陣を駆けることから井伊の赤鬼の異名をとる。
小柄で美少年だったため、家康の寵愛を受ける(戦国時代こんなんばっか)。
自分にも家臣にも厳しかった上に、寡黙で恐れられていたらしい。
寡黙な美少年、好き。
渋さ溢れる!イケおじ
次は、渋いイケおじたちを見ていくよ!!ここからが本命ね!
信長の野望は、若いイケメンたちよりも、渋みたっぷりのオジを楽しむゲームと言っても過言ではないと思ってる。
個人的なお気に入りは、滝川一益、立花道雪さんあたりの顔が一番好き。
どうよこの渋さ。渋いねえ〜。特に滝川さん、かっこいい…。立花さんなんて声まで浮かんでくるよね。ああ堪らん。
滝川一益(たきがわ かずます)は、織田家中でも屈指の名将である。
織田四天王の一人であり、「進むも退くも滝川」と称された程の男。
戦において、先鋒と殿は最も難易度が高いとされるが、そんな難しい仕事も滝川なら任せられる、という強い信頼感が窺える異名でめちゃくちゃかっこいい。
鉄砲の扱いが一流、水軍運用もできる、調略・計略が上手い、と戦において抜群の評価を得ていた。
成り上がりから不遇の晩年まで、非常に推しがいのある人物。しゅきい。
立花道雪(たちばな どうせつ)は、九州6カ国に覇を唱えた大友宗麟を、戦の面で支えた猛将である。
「雷神」の異名をとり生涯戦では無敵を誇るという無双っぷり。
娘の誾千代(ぎんちよ)の婿である立花宗茂は「西国無双」、「鎮西一」の異名を持つトンデモ家族である。そんな道雪のかっけえエピソードは沢山ある。
気になったら是非調べてみて欲しい。
まだまだ魅力たっぷり!イケ爺さん
イケおじは挙げるとキリがないので、次はイケ爺を紹介していこう。
おじいになってもかっけえなんて憧れちゃうよね。
そんなスーパーおじいちゃん、長野業正と朝倉宗滴を紹介。
長野業正(ながの なりまさ)さんは、武田信玄を6回撃退した男として評価されてるおじいちゃん。
今の群馬県、当時の上野国の箕輪城で6回撃退したと言われている。
軍記物にそういう記述があるだけで実際そこまで強くなかった…みたいな話をよくネットで見かけるけど、、、
いいんです!!業正ちゃんは可愛いから!!声も顔も可愛いんだから!!
そんな可愛い業正ちゃんも、ゲームの中ではちゃんと強くて、おじいちゃんビジュで若造を蹴散らすのは中々痛快。
「最近の若者は不甲斐ないのう…あくびが出るわ」みたいな感覚でプレイすると楽しい。
朝倉宗滴(あさくら そうてき)さんは、朝倉家の名声を轟かせたスーパーお爺。
宗滴爺は、業正ちゃんと違ってちゃんとした記述がいくつもあるから、マジで強かったみたい。朝倉家は、越前国の守護大名として長い歴史を持つ名家。
その名家を3代に渡りNo.2として支えたのがこの怖い顔した宗滴爺。
このお爺は、戦が強いだけでなく外交や政治にも力を発揮していた万能爺なのだ。
戦国前期のシナリオをプレイすると、この万能爺率いる朝倉軍が猛威を奮っていたりする。
以上がスーパーお爺の可愛い担とかっこいい担である。
イケオジ、イケ爺の魅力が伝わっただろうか。いや、グラフィックの良さが伝わっただろうか。
ほんとはもっと書きたいこといっぱいあるんだけど、今回はこの辺にしよう。
まとめ
以上が、新3大信長の野望にハマる理由です。いやあ長かった。
これ読んで興味持ってくれる人が増えてくれると嬉しいな。コーエーテクモさんは、早く新作出してね。
旧作なんかは、steamで安く売ってるはずだから、みんな買ってね!